Sep 12, 2011

祝福の朝

Rivoli59に着いた。
ここは、Artist達が、squatして勝ち取った自由が残る集合アトリエだ。
多国籍さを日本人Artistが翻訳してくれる。
彼らのOpenさに自分の心も開いていく。扉を開けると世界が広がる。虹色だ。
新しく何かを始められそうだ。
ここParisで。
Artに人生をかけた。開いた道がここにつながっていた。
これからどこへ行くのか。
でも不思議とあれほど怖かった変化が、怖くなくなっている。
適応している。
水を得た魚が泳ぎ回っていた。
錦鯉、大正三色だ。
Parisの街は、前回来たときより、色にあふれている。
色の数だけ喜びがある。楽しみがある。
もう何も怖くない。
飛び込んで、身を投げ出してみよう。
運命の中に。
俺は神に祈りを捧げる。
神様ありがとうございます。
私を正しき道に導いてください。
神は答えてくださる。
光の中に身を委ねる。
美しい光は、Parisを祝福する。
そしてここで生きる自分の幸福をかみしめる。
すこしほろ苦く、すこしスパイスのきいた、美しい飾り付けの、実直さにあふれたとても逞しい味だ。
詩人が目を覚ます。
朝。
鳥の歌と、詩人の朗読が、モンマルトルの朝を懐かしさとともに彩る。
また一日が始まる。
これがParisか。

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