May 5, 2015

沖縄再訪

GWに久々の沖縄へ。

原点に帰ろうとの事で友人TAKAと行ってきた。
実に7年ぶりである。
サーフトリップに行こうからの流れである。

IMG_0806

IMG_0808
久々に行ってみて思ったのが、昔行った時よりもはるかに小さな島に見えたことだった。
そしてディープさも色々と整備されて綺麗になって、整ってきている気がした。
那覇の街もビルが増えている。

正直移住も少しは考えていた。
しかし、自分は変わり、街も変わっていた。
思い出を訪ねても、もうそこには何もなかった。
浦島である。
携帯もなく友人へのコンタクトもできなかった。
だがそれこそが今回の流れ。

初日は一人で前乗りし、久々にゲストハウス、安い宿を探して一泊した。
しかし昔のようなワクワクはもうない。
自分も今では快適さに慣れていた。

沖縄の美術館、博物館はとても良かった。
一人で歴史を学び、じっくりと感じて、考える時間が嬉しい。

TAKAと空港で合流後、レンタカーを借りて島を一周した。
四日ほどレンタカーで寝泊まりした。
山、滝、海、川。
やっぱり沖縄は最高だ。
波はなかったけど。

思い出のある名護や、やんばる、そして辺野古も行った。
色々感じた。考えた。そして自分の道を選んだ。

南部の戦跡で悲しみに触れてから、海に癒され、聖地へ。
沖縄には島の中に陰陽が深く根ざしている。
このコントラストは深い。

クライマックスは斎場御嶽だ。
やはりここはすごい。
観光客の喧騒の合間を縫って祈りを捧げた。
ここも以前より、観光地化して、騒がしくなっていた。
でも見える海は変わらない。
素晴らしいパワーも変わらない。

那覇に戻りビルの谷間でロシア人の若者と、酔っ払いのおじさんを通訳する。
悲しみを抱えた両者の和合で陰陽のバランスが取れたら平和だな。
世界もその延長にあるのだろう。
自分の役割を察した。
那覇を歩くとビルの間にふと現れるぴりりとした緊張感。
御嶽だ。
御嶽は魂の集まる場。
そこにはサーバーのようにアクセスできる聖なる情報源がある。
傲慢になってやせ細った人間の暮らしを正すメッセージがある。
きづけば口子のように触媒となり自分がメッセージを伝えた。
人間も清い。尊い。本来のあり方であるのならば。

大事な心が戻ってきたようでなにかホッとした。
これからも自分のやるべきことを見極めて歩んでいこうと決意した。
今やれることを。
沖縄に感謝を告げた。
また会う日まで。

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA