Jun 25, 2018

Slow is Fast いそがばまわれ 2

いきなり家づくりと言われても。。。

基本的には建築屋で営業と現場監督をやっている母と、務める住宅会社との共同作業となりました。正直かなりの抵抗がありました。
なぜなら私たちが求めている環境配慮型の住宅や、リノベーションのノウハウが全くなく、デザインや暮らし方のセンスなどの美的観点からもあまりに遠い家づくりをしていたからです。
そこで、自分がたくさん勉強して、それらを補う以外に方法はありませんでした。

まずは、たくさんの家を見にいきました。そして家づくりについて自分なりに勉強していきました。正直成り行き、タイミングだったと思います。

まずは、リノベーションする家の玄関の傷んでいる一枚のベニヤを剥がしてみました。
そうすると古い塗り壁が出てきました。
その雰囲気と、本物の材料と技法で作られた昔の家づくりに触れて感動しました。
ご先祖様から受け継ぐこの家を直したいと強く思ったのでした。

そしてまずは家を解体しながら痛んでいる箇所を見つけて、壊しながら、大工さんに相談しながら家を作っていくことにしました。

特に環境に出来る限り配慮した住宅づくりが、私達世代の外せないテーマだと認識していたので、家を作っている素材についても学んでいきました。
中でも新建材と呼ばれる材料が問題化している事を知りました。
そこで現代の環境配慮型の素材を探していきます。

まずは断熱材。
大工さんは当たり前のようにグラスウールを持ってきました。
これはまずいと、たくさんのサンプルを取り寄せ、検討やな検討を重ねてパーフェクトバリアーというリサイクル可能で無害な素材にしました。

そして床下に敷く際にも、設計士さんの友人のありがたいアドバイスをいただき、透湿防水シートで湿気を通しながらも風を通さずにしっかりと断熱していきました。

さらに構造用の針葉樹合板を床下に敷くところを、ホルムアルデヒドなどの有毒物質の放出をさらに減らすべく、無垢ボードという分厚く接着剤にも配慮された剥ぎ板に変更しました。
この商品についてもたくさん調べました。
これでようやく床の下地が出来たのでした。

実に長い時間がかかり、母も、大工さんなども通常の家づくりと違う部分が多いため、困っている部分も多々あるようでした。
しかし、私には明確な信念と、安全で快適で、本物の家を作りたいという強い気持ちがありました。建築業界のハイペース、空回り経済へのアンチテーゼとしてのカウンターカルチャーな家づくりです。
この信念は世界中の有志達に共通しているようです。
持続可能で、何より住んでいる人が本当に心地よく暮らせる家を。

残念ながら一緒に家づくりは出来ませんでしたが、芯のある、素晴らしい志を持った友人の設計士さんの意志は、自分なりの解釈を交えながらも受け継がせていただきました。
おかげで工務店や職人さんとは、たくさんのバトルをする事になりましたが笑
本当にありがとうございました。心から感謝しています。

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