Sep 26, 2018

Hybrid Bunkasai 2 車社会ライブ

前回の続き、Hybrid Bunkasaiに出展、参加したお話です。

9月15日には、音を使った表現として完全即興のライブを武道館にて行いました。

新しく手に入れた相棒、ローランドのルーパーRC505。
こいつは人生変えるほど楽しいマシンです。
フレーズをドンドン重ねる事ができて、無限宇宙へとループして行けるこのアイテム。
マイクを使ったパフォーマンスが最高に自分の新しい可能性を引き出してくれました。

当日約一時間もある枠。
こいつを完全即興でやるとは。
しかし、その読めない感じが燃えました。
予定調和が何より苦手な自分です。
同じ事をやったり、同じ場所に通うのは苦痛。
自由に動くのが一番自分の才能を活かせると感じているからでした。

ライブが始まると、予定どうりにコントロールできない感覚が。
場所の空気感や、鑑賞者からのエネルギーが確実に自分にも影響しています。
そして緊張感や心理的な揺らぎ。
こいつをそのままだしてやります。
これが音楽を演奏することとの大きな違い。
あくまで文脈はアートなのでより実験できます。
聞かせることも、踊らせることも必要なく、そうなればなったでよしの世界。
非常に気楽でした。
そしてリラックスが新しい扉を開きました。
今までに行ったことの無い高みまで登ることが出来ました。
ライブパフォーマンスの最後には、かえろかという天国というアコースティックユニットをやっていた時代に作った曲を自由にアレンジしてやりました。
この落とし所も表現の幅と、即興から安定へと変化して行くことで、鑑賞者の感情の波を揺さぶる表現になったと思います。

今回は、移りゆく自分自身や森羅万象を一人の人間として表現しました。
今後も即興ライブパフォーマンスは、”車社会”として活動を続けていきます。

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