プロフィール



安藤卓児

1980年生まれ。愛知県豊田市出身、在住。変幻自在のアートを武器に、日本の田舎からニューヨーク、パリなどの大都会まで世界を飛び回り活躍する即興天才アーティスト。

ステートメント

安藤は地球を旅して制作と活動を行う。異文化や異なる環境に身を置く事で新しい創造性が生まれ、アートを通じて異なるもの同士が理解を深め接続できる可能性を信じているからである。

安藤は沖縄からスタートして日本を旅して回り、そこで日本の歴史が産み出した平和主義を概念化した”ピースアート”というコンセプトを発案した。戦争などによるトラウマからの癒しが個人的にも文化的にも世界中に必要だと感じられたからである。そして世界へと旅に出た。

ピースアートとして安藤の絵画に繰り返し描かれるキャラクターである「み~あちゃん」は、いつも笑っている日本人の親和型コミュニケーションと、その歴史を含めた背景にある”痛み”を暗喩しており、日本人の象徴であり安藤の分身でもある。

「み~あちゃん」は漫画やアニメーション、ポップアート、ストリートアートなどの世界的流行により、絵解きしやすい国際的な共通言語として、キャラクターが絵画とし て成立するようになっていった事を背景に誕生した。アイコン化されたキャラクターはインター ネット上でも容易に見つける頃が出来るイメージとしての性質を持つ。そしてその記号が意味するのは平和である。

また安藤は、そのキャリアの初期から絵画をキャンバス上で解体していった結果、徐々に全ての モチーフを消し去った純粋抽象性を志向するようになり、現代美術についての学びを深め、日本の 歴史や伝統、芸術文化を学び直した事で自然崇拝のような宇宙的な抽象表現へと着地していった。

そして抽象表現とは全く別の絵画として描かれていたキャラクターが、パリ滞在中に制作し発表 された”Tsunami”で同一画面上に存在するようになっていった。この事はパリに活動拠点を移した時に 自分の中にも流れる日本の歴史や伝統文化を、異文化の中で生活し相対化することが出来た事によって、国際的な座標軸を見出せたことが大きく影響している。

また記号化され、模様化されたモチーフを本能的に描いていく中で、自分の中の原始的、民族的な血脈と邂逅を果たした。それが”縄文”との出会いである。そこから日本を研究対象として掘り下げていくために帰国し、日本の田舎へと移る。

田舎へ移ってからは、自然災害が多発する原発事故後の日本で、自分の生活を見直し、これからの未来におけるアートとはなにか?を問いながら、自然にできる限り寄り添った生活を始め、自然の観察とインスピレーションを得ての制作を始めた。

そして2018年、田舎からニューヨークを 始めとする大都市への発信を開始した。高度情報化社会は、個人の選択性をより強め、多様性の受容を促す。その事によって以前では考えられなかった新しいアーティスト像も生まれるのである。 そして安藤が生きる事実は時代の必然性を帯びている。


略歴

アートプロジェクト

handpaint-jkt-2018
3rd ethos, ブルックリン, ニューヨーク
KAGURA- 2015
KAGURA, 東京,日本

pixel-art- 2014
Don’s, パリ, フランス


個展

PILIALOHA- 2013
R base cafe ,名古屋,日本

Peace art paris- 2012
Gallery Marais Ouest, パリ, フランス

Peace Art 2011 green jam session- 2011

Wall, 名古屋, 日本

Funkey tonk- 2008

Gallery Intro art, 名古屋, 日本

NEVER MIND-
2005
Teshia, 豊田, 日本


グループ展

Art levant- 2014
GMAC, パリ, フランス

Emonogatari – 2012
Médiathèque Léo Ferré, マルコシ , フランス

Iro Iro – 2012
Japan Event, サンテティエンヌ, フランス

Le soleil se lévera – 2012
[Mini-don Grand-don #3] Espace Cinko,パリ, フランス

Tout est l’art Tout le monde(Group) – 2009
Gallery Intro art, 名古屋, 日本

Shiro ten(Group) – 2009
Gallery Intro art,名古屋, 日本

k-ten (group) – 2006, 2007
豊田市美術館、豊田、日本

コレクション

Tsunami 2 – 2014
NOMODOS,ランス, フランス