豊かさについて Live-Painting
友人である彼とは、電車で帰るときに出会った。名前はISSA(いっさ)という。
Reggaeを愛するRasta-Manだ。
そのISSAの計らいで、Lagnyという街のBoutiqueでLIVE-Painting-Performanceをやる事になった。
急展開だったが、戸惑いも乗り越え、思い切ってやる事にした。二日後だった。
Boutiqueで出会う人々は、昔ながらのフランスの心を持っていて暖かかった。
近くには、Artist達が住み生活するアトリエ兼住居の建物がある。そこでも皆、Artに励み、助け合っているようだった。LIVE-Performanceをやると伝えると、ISSAの友人達は、協力を惜しまなかった。
ある友人は、筆をくれ、紙をくれた。ある友人は、アドバイスをくれた。ある友人は、ワインを、料理を、暖かい言葉を、ある友人は、勇気をくれた。うれしかった。
言葉も、たくさんはかわせないが、心は伝わる。よりクリアーに。
始まる前には、みんなで料理を囲んで食事をした。典型的なフランスの食事に懐かしさと、感動を覚え、たくさん食べて、飲んだ。
いざ始まると、子供を始め、たくさんの人達が来てくれた。
ある子供は、お母さんが買い物をする間、ずっとみていてくれた。彼も絵が大好きのようだ。
たくさんの友人、知人の笑顔に囲まれて、とてもハードだったけど、充実感があった。
しかし寒かったが、マイナス八度くらいまで下がる気温にもまけずに、全開で描きまくった。
四枚の紙にわけてのスタイルは、初めてだったが、日本の感覚を、存分に伝えられる事が出来たと思う。
何を描こうかと思いひらめいたのが、龍だった。
しかも音楽の影響で、ややラスタミックスだった。
墨を使って、和紙にも水墨画をかいたら、おもったよりも良い反応に驚いた。
皆興味と、関心をもってくれて、ストレートな反応だった。
フランスは、やりやすいな。そうおもった。
夢中で描いて、イベントは終了。
途中には、日本好きのアフリカの人が絵を欲しいと行ってくれたり、市役所の人達が、興味を持ってくれて、次の展示にも繋がりそうである。絵も売れそうだ。どんどんいこう!!
なによりサポートしてくれたISSA、AUDLEYの優しさと暖かさにも感謝した。
最後に報酬、お礼として暖かいセーター二枚と、ベルト、スラックスをもらった。
今までよりも大人びていて、暖かかった。
帰り道は。身も心も暖かかった。仲間達と喜びをわかちあって。
豊かさとは、自分の価値を認める事であり、いろんな形でやってくる。
とにかく大成功だった。
今年は、ためらわずに、どんどんやりたいことを実現し、Artistとしても、人間としても成功し、成長する、1年になると確信した1日だった。ありがとう!!
自分の価値をを認め、豊かさを感謝して受け取る事を宣言します。