Sep 12, 2017

自然農の米作りに挑戦

今年から、父の実家のある豊田市の田舎で、米作りを始めることに。
なぜ?
流れに身を任せ、たどり着いた場所である。

以前から自然と近い暮らしがしたいと漠然と思っていた。
そして遊びから入った。
環境問題も気になるし、自給自足に近づけたら、お金もあまりかからないのかなー。
と安易な無邪気さで畑から始めた。

パリ時代から急激に心惹かれた故福岡正信氏の書物「わら一本の革命」
木村秋則さんの奇跡のりんごが入口だった。
そして実践的な川口由一さんの本でひたすら学んで米作りをやってみた。

機械を使わず手作業での労働中心。
最初は本当に右も左もわからなかった。
祖父の作業を手伝った経験しかなかった。
だが、自分の中に百姓の誇り高き血が流れていた。

汗の尊さ。
きつくても楽しい自然の中での作業。
ときおり吹く風のここちよさ。
自分の限界作業量も知った。
力ずくだけでは、やれない。欲をかきすぎてもきつくなるだけだった。
体力、気力の限界まで追い込まれる。
自分の弱さ、強さの発見。
そしてやればやるほど体も心も慣れてきた。
きづけば家に帰れないほど毎日作業が続いた。

家周辺と、畑、田んぼ3つ、その他の土地の草刈りも厳しく辛い。
うまく人にも頼めず、ほとんど一人で戦った。
しばらく放置されていた土地は太い草が伸び放題。
そして、一通りすべての場所の草を、刈った。
これでもういいだろう。
安心したのも束の間。
刈っても刈っても、伸びてくる草。
何度も弱音を吐き、文句も愚痴も言った。
田舎での楽しさには辛さもたっぷりと含まれていた

ようやく秋になって落ち着いてきた太陽の勢い。
そして久々に文章を書く。
こころの余裕。
芸術の秋とはそういうことだったのか。
農作業の落ち着いてきた季節だからこその余裕だったのか。
5月からは絵もほとんど描けないほどだった。
だけどとても暖かい経験ができた。
自然と寄り添うとは何か?
その答えを自分なりに生きてみたいと思う。
今では農作業をスポーツとして捉えようと試みている。
たっぷり痩せたし、身も心も軽いよ。

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