アンナ・ヴィット作品に参加
あいちトリエンナーレ2019
Anna WITTさんの作品に、出演、演奏しています。
この作品は豊田市の自動車関連企業で働く皆さんと共に作られた映像作品です。
個人的には、来るべきAI化、自動化の時代に創造的に未来を描くための一助となればとの思いがあります。
− アンナ・ヴィット Anna WITT
−「未来を開封する」 Unboxing the Future
場所 : 豊田市民ギャラリー (VITS 地下一階)
期間:2019年8月1日(木)−10月14日(月・祝)
入場無料
アンナ・ヴィット Anna WITT
幅広い社会階層に関心を持ち、彼ら彼女らを取り込んだパフォーマンスや、映像インスタレーションを制作。政治や経済の論理で成立する社会システムを可視化し、その担い手としての人体の動きを強調する作品を作る。
先日、豊田市美術館のキュレーターである能勢陽子さんから、インアビューしたいとの連絡をいただき、その後アンナ ヴィットさんのあいちトリエンナーレ2019豊田会場に展示される作品制作に参加する事になりました。
そこで豊田自動車勤務時代の記憶を遡ることに。
自分にとっては痛みを伴う記憶を徐々に語ることで癒していった気がします。
豊田自動車の取材にトヨタ会館に行かれたようでした。
自分としては、ブルーカラーの労働の現場の意見を聞いていただきたかったので、町外れの、以前アトリエとして使っていた工場をご案内しました。
その後、二回目では、集団でディスカッションを行い、マリエンタルの事例を聞きながら、今後の労働について考えることに。
日常の労働の動きを皆で見てシェアしました。
撮影当日は、様々な自動車関連企業で働く方々と共同作業を行い、未来の労働とは?についてディスカッションを行いました。
また日々の労働の動きを撮影した流れから、僕がアイデアを出し、個々の労働の動きを繋げてライン作業の様に、一連の流れとしてダンスの様なパフォーマンスになりました。
さらに、楽器を演奏した事がない人を含めたメンバーで即興的に演奏を行い、その様子も完成した映像作品の重要なシーンとして使用されました。
今回の作品を集団で制作する過程で、豊田自動車勤務時代の心の痛みが浄化され、カタルシスを得たように感じられました。
作品は豊田市民ギャラリーにてご覧になれます。
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