Apr 11, 2013

パリ〜ハワイへの扉開く

新しい扉を開きに出かけた。
急遽来たParis。
結婚直前の、この時期になぜ、あえて来たのか?
もちろん今後の生活をParisで始めるための新しい家探しが主題ではあったのだが。

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以前と変わりゆく世界の中で、ある侍に出会った。というより再会を果たした。
良平さん。
”ぶきや”という名の、日本にまつわるお店で働いている、見るからにサムライ然とした、粋な男である。
彼とは前回の滞在で出会い、そのざっくばらんな人柄に俺は、色々助けられた。
感情のぶつかり合いや、意見をぶつけるのも、こちらでは、相手を良く知る為の作法にも通じうる。
そんな彼とのやり取りが、心に深く残っていた。
再び会うと彼は一本のDVDを取り出した。
なんとParisには珍しいSURFのDVDである。
それは伝説のBig Wave、JAWSについての物だった。
心に何かが去来した。

後日、彼の紹介で、ある画家の方を2人で訪ねた。
Parisに四十年住む、Surf、Hawaiiとの繋がりのある方だという。
凱旋門近くの高級エリアへと向かった。

つくなり我々を出迎えてくれたのはMさんという方で、なんともスケールの大きい方だった。
波の絵、それもSurfを彷彿とさせる波の絵を描く方だった。
彼の話しや、体験が、絵を通して迫って来る。
でかい、でかい波だった。

Hawaiiと自分がこんなにも深く結ばれている事を体感したのは、初めてだった。
まるでHawaiiがようこそといっているかのようだった。
言葉にはできない、素晴らしいフィーリングが世界を包む。
ALOHAの意味や、Hawaiianのスピリットを、直接教えてくれたのは彼が初めてだった。

帰り道、すっかり新鮮に洗い流された心で謙虚な心で街をながめた。
良平さんと見る凱旋門は、とてもでかくて、とても懐かしかった。
前世で、昔一緒に、戦場を駆け回ったのかもねなんて話しながら。
オレンジ色にぼやける光が、Parisのダークブルーの空に浮かんでいた。
これがナポレオンの生き様か。
俺は一生をかけて何を残すのだろう?

今まで、ずっと夢見てきたHawaii。
これから挙式、新婚旅行に向かう。
必ず2人で住んで、家族を作ろうと誓い合ってきたHawaiiが目の前にある。
何かがすっと腑に落ちた。
自然の流れを、深く深く感じながら。
Hawaiiでは何が待っているのだろう?
とても素晴らしく美しい世界が、景色が、体験が、出会いがそこには待っているはずだ。
世界は広い。
旅に出よう。
ALOHA

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