Jan 11, 2016
おばあちゃんとの別れ
昨年は、早くから愛知の実家に帰省した。
おばあちゃんが危険な状態にあるということで年末の帰省を随分早めたためだ。
最愛のおばあちゃんだった。
別れは突然来る。
覚悟はしていたつもりだったが、、、
鼻から管を入れて栄養を入れている、おばあちゃんを見るのは本当に辛かった。
長い戦いのような日々。
介護がてら一緒に暮らしたこともあった。
雪の降った寒い冬の日にサーフィンをした帰り、電話で母とかわった。
もう楽になってもいいんだよ。
思わずそう声をかけた。
その後数日しておばあちゃんは亡くなった。
最後の瞬間には会えなかった。
とても辛くて車の中で一人むせび泣いた。
声にならない声をあげて。
車の中は、人目も気にせずに泣けて最適だった。
覚悟はしていたが、悔いがないと言えば嘘になる。
たくさんの優しさと愛情を注いでくれて本当に感謝している。
ありがとう。
世界一のばあちゃん。
あの笑顔が、生まれてきた子供に受け継がれていると感じた。
そして犬がすごく好きなところも似ている。
こうやって命は繋がってきた。
俺の命も繋がっていくのかな。
こうやって思い出す時目頭は熱くなり、心ははりさけんばかりに温かくなる。
本当にありがとう。