Jun 3, 2014
ブルターニュ 3
サンマロを出発すると、カルナックへ向かった。
カルナックには、有名な遺跡があるからだ。
4キロ余りに渡って巨大な石が並ぶカルナック列石だ。
以前からその存在は知っており、どうしても自分の目で見て確かめたい遺跡の1つだった。
夕方から夜にかけて薄暗い中で、巨石が立ち並ぶ姿は何やら異様な雰囲気だった。
その日の夜は近くの港町でありリゾート地であるキブロンで過ごすことにした。
アジア人は1人しか見かけなかった。
ほとんど西洋人だけのリゾート地で我々はレストランへ行き食事をとった。
食事はかなりのおいしさとボリュームだった。
特に魚介類のスープは最高だった。
たくさんの魚を煮込み、しっかりとした出汁を取り、そこにチーズとクルトン入れて食べるのだ。
熱々の器から食べるのがたまらない。
リゾート地の浜辺を歩き、そこから離れた海の見える駐車場で1泊することにした。
道中で買ってきたケーキをデザートにして熟睡した。
次の日早朝に再びカルナックへ向かった。
車を走らせると道路の右側に何やら巨石でできた遺跡ようなものが見える。
ドルメンだ。
石で汲み上げられたシンプルな構造体は祈りや儀式に使うものなのか、それとも住居の土台なのか、それとも墓なのか。あるいは、それらを複合的に行う施設だったのか? もしくは、、、。
そして、いよいよカルナック列石へと向かう。
広大な平原に気持ち良い風が吹く。
4キロにわたり続いている大きな並んだ巨石群には圧倒されるばかりだった。
お金を払い、ガイドツアーへ参加した。
説明を聞きながら石に近づいたり石の周りを回ってみたりと、かなり具体的に観察することができた。
ここにはなんと、倒れて折れているが、20メートルにも及ぶ立石がある。
そして、再現されたドルメンの中に入る事に。
奥にはこの様に、一枚の巨石が。
そこには、模様も刻まれており、かなり神秘的な力を感じたのだった。
そして、この時の体験が、俺を巨石研究へと向かわせたのだった。
日本の磐座 (御神体石)
そして、山岳ピラミッド。
縄文時代の古代文明の痕跡。
明らかに、場所を越えて、繋がりだした。
帰りには、牡蠣や、海老、アサリを生でいただきました。
もちろん酢とレモンを、かけて殺菌。
その後、帰りの電車が気になり出したので、車で飛ばして3時間ほどでレンヌに帰り、TGVで気楽に帰宅した。
元気が出て、楽しかった。次の旅も期待したい。
次はイギリスにある巨石を見に行きたい。
いつか行けることを願って!!
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