ブログ
May 7, 2014

GMAC

随分久しぶりのブログは最近の仕事の進捗状況から書きたいと思う。

先日、昨年より取り組んで来た、店内装飾の仕事に区切りを付けた。
ようやくタイルを使ったアートが完成したのである。
製作中の幾多の心理的試練、克服、成長を実感すると共に、確かな手応えを感じたのであった。
今後写真とともにブログにも掲載する予定である。
仕事をくれた友人にも感謝を捧げたい。

その後、明確なステージの変化が現れた。
パリのバスティーユで開催される、アートイベントGMACに参加することが決まったのであった。
あるアソシエーションを運営する方に、声をかけていただいたのがきっかけであった。まことに、感謝する次第である。
人生には、いろいろなきっかけがあるが、このような巡り合わせの合縁奇縁が、人生の醍醐味と言えるであろう。

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2014夏公式パンフレット

今後は、このイベントに向けての作品制作にもより励んでいく。
そして、次の個展に向けても着々と準備を進めている。
新たな人との出会い、つながりが必ず最高のチャンスをもたらしてくれると信じている。
早いもので、フランスに再入国してから半年が過ぎた。
以前よりも目的もよりはっきりと鮮明になった。
やはり俺はこのアート道に邁進していくしかないのであろう。
半年を迎えたことで、この区切りにブルターニュ地方に小旅行に行ってくる。
心身をリフレッシュし、新たな興味関心に忠実になることで、新たな道が広がる。そして新しい素晴らしい人達との出会いに希望は膨らむ。
ブルターニュ地方では、特にかねてから関心があった古代の巨石遺跡に行ってこようと思っている。この遺跡群は古代文明の名残なのか、はたまたケルト人の作った遺跡なのか大変謎が多い。
今後世界中に点在しているストーンサークル(環状列石)ストーンヘンジなどの巨石文明について自分なりに調べて行きたいと思っている。
アートとは美術のみにあらず。
世界中の文化、歴史、地理その他あらゆる事象をひもとくことで自分の現在地を座標軸上に説明する行為である。
即ち、誰よりも己自身を知っていることが求められる。
そのために日々絵画の制作に励み、瞑想に励むのだ。
芸術家の営みは、ある種の修行僧のようなものといっても差し支えないだろう。現在の芸術家のあり方がどうなのか私にはわからないが、本来的な芸術家のあるべき姿とは、こういう物だと私自身は思っている。
長い探求の旅はこれからも続く。
自分自身の好奇心を指針として。

 

Mar 3, 2014

フラワーエッセンスとの再会

フラワーエッセンスをご存知だろうか?

花のエネルギーを水に転写し、人間の心や感情のバランスの乱れを癒してくれるという物で、古くは有史以前から伝えられてたいわれ、細菌学者であり、ホメオパシーの医師でもあった、エドワード・バッチ博士によって体系づけられたという、副作用も、危険性も全くない自然の治療薬である。

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詳しくはこちらに
http://www.afeej.org/fe/

風邪でかなり弱っていた俺は、妻と、近所のBio スーパーNaturaliaに買い物に行った。
この店も、波動が柔らかく、日本の様な空気感があって大好きなのだが、フルーツジュースや、ヨーグルト、レモンを買いながら、ふと見ると、最近また気になっていた、フラワーエッセンスが売っていたのだった。

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フラワーエッセンスとは、五年ほど前くらいに名古屋で出会ったフランスにも縁があるという親子を通じて出会ったのだが、その時は、数種類を飲んですぐに、心理的変化があり(やや辛かったが)、当時仕事をやめたばかりで、その後の進路をどうするかを決めかねていたのだが、その迷いが、後で考えてみると、良い方向へと流れて行ったのだった。
その後、コンクールの作品制作に集中し、優勝し、パリに始めて行けたのだった。
そして今、またパリで再会を果たした。BIOFLORALという会社の物である。

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2人で直感的に選んだのだが、後で調べてみると、その効能がすごく納得出来る物だった。 今後も勉強を続けて、自分と家族を癒していきたい。

思わぬ再会が、必然を感じさせた。
優しい波動に癒されていくのが心地よかった。
また報告したいと思う。

 

Feb 24, 2014

読書愛

最近、病気だったこともあって、家でじっくり、のんびりと本を読んで過ごす事が多かった。(最高の安らぎだ。)
そこで、最近読んだ本、または読んでいる本について簡単に書き記そうと思う。


スティーブジョブズ パーソナルコンピューターを作った男。

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言わずと知れたアップルコンピューターの創業者の自伝。
1988年出版の本なので、彼を神としてではなく、人間として描いているのが興味深い。
ジョブズの強烈な自尊心と、生い立ちの数奇さに隠された、その本性とは?
人間としてのうんざりする様な臭気と、求道者としての崇高な理想とカリスマ性が、相反しながらも反芻され一人の強烈な個性を創造していた。
そのジョブズの人生がかなり赤裸裸に綴られている。

シリコンバレーで育ったエレクトロニクスとの必然的出会い。
禅やLSD、東洋宗教への傾倒と、自己探求のインドへの旅。
強引な手腕で何者でもなかった男を世界のリーダーへと羽化させて行った、駆け抜けたアップル創成期。
上下巻で構成されており、今上巻の最後あたりを読んでいる。

この本は相当面白い。個人的感想だが、自分も、会社創業者や、成功者の話しを読むのが大好きなので、見習える所はないかと、完全に没頭して読むのだが、現在の自分との共時性が多く、自分も、自分の組織をどのように作るのか、またどのような人生を歩むのか、いずれは自伝が出したい。

その前に読んだのが
レスポンシブルカンパニー イヴォンシュイナード
Patagonia創業者の本だった。

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Patagoniaが提唱する地球に出来る限り負担をかけない企業経営、物作りとは?
環境問題への取り組み、地球や自然で遊ぶことを提案するその企業姿勢は、たくさんの人達の共感と、変わらない信頼を勝ち得ている。ポスト消費社会における企業のあり方、そして危機的状況の地球環境に対して企業が、個人が出来る選択、決断とは?

京都のpatagoniaショップで、ハンドプレーン、フィンと共に購入したこの本は、最高の教師であり、今後の社会活動への確かな指針となりえる導きの書である。
自然で遊び、自然で学ぶ、元来反体制的な気質を持つ著者の、社会的活動に心打たれた。


このような反骨精神溢れる、反社会的ともいえる気風の男達が私の師である。

疑問を疑問と感じず、偽りの正義ともいえる大衆性の上に安住するだけでは、真の人生の喜びも、人生の真理も見つけられるはずが無い。むしろ社会的規範から逸脱した彼らの様な男達が歴史を作って来たのだ。今後も世界を広く深く学びたい。

以上である。

 

Feb 23, 2014

健康 Bio

健康について。

以前、フランスに滞在していた時に、時間のなさから偏食になり、感染症にかかった事で、肉食をやめ、BIO(オーガニック)中心の食生活に切り替えた。

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その後日本に帰国して、肉食かどうかは、あまりこだわりなく、美味しい物を食べた。
食材や、調味料には気を使ったが、なんでも美味しく頂いた。

そしてParisに再び住み始めた今回も新たな変化があったのだった。

都会の生活にやや疲れ、以前からマイペースで続けているYOGAとの再会を、本屋で、BIO食材店ではたしたのだ。
とても心惹かれるものがあり、自然と肉から手が遠のき、良い野菜や、果物に目が向いたのだった。
そして、決定的な変化が訪れた。

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金曜の夜、節制していたが、久々に酒を飲み、友人と遊びに出かけた。
音楽イベントに出かけ、楽しかったのだが、深夜迄遊び、スケボーで帰って来たので、とても疲れてしまった。次の日もそれなりに起きて一日を過ごした。そして次の日、日曜日、その日は寒かったがあまり用心せずに、体調の異変を無視して出かけて、人とたくさんしゃべってしまったのだった。
そして、帰宅後無理して街へ出てスケートして、本屋へ行き、カフェにも行った。
それら自体は、学びもたくさんあり、良かったのだが、体が壊れてしまった。
その日の夜から悪寒と発熱、喉の痛みに襲われたのだ。
本当に辛い症状で強制的に絶食状態に。
二日ほどして、徐々に治って来たが、大変な不調で全く出かけられなかった。
約一週間程してようやく調子は上向いた。

やはり無理はいけない。
目指している暮らしと違う行動がここまで、マイナスの作用を分かりやすく示してくれたのも始めてだった。
無理な仕事、無理な食事、無理な生活。
都会の疲れが爆発して、長い病気との戦いを強いられてしまったのだ。
しかし、またたくさんの事を学んだ。

俺が目指すのはは、自然とのバランスだ。
自然の素晴らしい場所で絵が描きたい。
Parisの乾燥した都会の冷たい空気が徐々にだが体を蝕んでいたのだった。
Hawaiiや、日本の海辺や、田舎の山奥で多くを過ごした今シーズン前半は、体調は良かった。
そしてこの気候の変化に体が悲鳴を上げた。

しかしこのParisでまだやりたい事がいくつかある。
そこに集中してアプローチしよう。そう思った。
結局トコトン画家魂があって、ずっと燃えているのだった。
ほかの仕事をやっても、満たされない何か。
俺は結局絵しか無いのだった。

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描いては瞑想し、描いては眠る。
それが、多少社会から逸脱していてもとても心地よいのだ。
それが業だろう。

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Parisからでたくなった。
せっかくだからいろんな場所に行ってみようと思う。

ヨーロッパの巨石遺跡。
地中海や温暖な場所。

ブリタを買った。
水を濾過して飲むドイツの有名な浄水ポットだ。
これでカルキとトリハロメタンのイガイガした水が丸くなった。

フラワーエッセンスを買った。
花のエネルギーを転写した水だ。
これで心と体のバランスをケアする。

都会も遠くから見れば見える虚像の蜃気楼に等しく、近づくほどに実体はない。
虚構をあおり立てるファッションは人目を引けど、惹けば惹く程中身は見えぬ。

真実が知りたいし、核心を極めたい。
哲学か?
いやそういう古くさい学問の範疇は超えている。
スピリチュアル、直感、自然が答えを再び示してくれる。
心の声は叫んでいる。
ハワイへ行け!自然のある所へ行けと。

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最高のバランスとは何か。
その答えを求め、今日も実験と、実践の一日が終わる。

 

Jan 22, 2014

店内装飾ART St.Paul

もう一つ始めたプロジェクト。

マレ地区のSaint Paul周辺にオープンする友人の店。
昼は日本式の弁当と丼をパリジャンに、夜はバーで楽しく。
そんなイメージなのか?

とにかくそのお店の店内装飾Artの依頼が来た。
タイルを使ってArtを壁面に装飾する。
最初はトイレの壁、三面との依頼だった。

紆余曲折の末、PCでPhotoshopを使って完成させた。
これだ。快心の作!!

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しかし、その後場所が変わったとの事。

完全にトイレで何をやればいいかをイメージして、絵の構図、配置、色などを決めたのだが。。。
それでも柔軟に対応し、次のサイズ(縮小された。)に向けて準備するが、やる気がなかなか起きない。
前回の作品、サイズがとても良かったからだ。
やはり主張する事は、その時その時で強く言った方が良い。
自分の意見もかなりしっかりと伝えなければ、押し切られる事もある。
言葉の問題もあるが、それよりはメンタルの持ち方だろう。
しっかりと心を落ち着けて、自分のペースで。
ゆっくりで良いので、はっきりと強く伝える。
今回の仕事でもたくさんの学びがあった。

そして新しいヴァージョン。

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これで駄目ならやめたるわ!!
そんな気分でまたもR.D.V(打ち合わせ)

今回は、彼らとのバランスも良く、彼らのアイデアも良いバランスで融合した。
やはりプロジェクトは面白い。
一人でやるよりも大変な事も多いが、一緒に作り上げる達成感はまたひと味違う。
人間的な成長を噛み締めつつ次は実践となる。
さあ楽しもう!!

 

Jan 22, 2014

遊ぶ事 Surf in Paris

最近は良く遊んだ。

新しい仲間と、スケボーに乗り、街を眺めクルーズした。
そこから新しいアイデア、プロジェクトなどが産まれて来た。
音楽をかけたり、mixしたり。
Free styleでRapしたり。

そしてオリジナルのスケボーを作成した。
ORIGINAL ART SKATE BOARD

写真 2 (4)
SURF IN PARIS

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こんなノリです。
またアップするので乞うご期待!!

 

 

Nov 9, 2013

Paris FAAMS

Paris二区での生活にも慣れて来て、画材も整って来た。
そしてその日は朝からマレにある画材屋にキャンバスを買いに出かけた。
大きなキャンバスをかついで家まで歩いて帰ると汗をかくほどだった。

運動不足でストレスがたまっていた。
友人をさそって、BMX、スケボーをしにOPERAへいった。
アーケードになっているその場所は、いつも彼が仲間とやる場所らしい。
俺は靴をvansのスリッポンに交換しに一旦帰った。

しばらくかけて家に帰り、そのアーケードに戻ると、夜七時以降にしてくれと、お店の方に言われたようで、俺達は移動する事にした。République広場を目指して。

道をクルーズしていると、たくじ~~!!と呼ばれた。
誰だろう?そう思って振り返ると、洋介がいた。

洋介は、Rivoli59という、スクワットを基盤にしたParisの集合アトリエに長くいた人物で、一番最初にParisに来たときに会って酒を飲んで、その自由な考え方と、生き方に、世界にはおもしろい奴がいるなと思った。
その場所には、いろんな人達が集まり、カオティックな空間では、日夜、パーティーや、制作や、遊びや、いろんな事が起こっているようだった。
その時は、自由な空間にただ驚いた。
始めて噛み締めるワインやチーズの味が、会話と自由な空気と共に心に染みた。

その洋介と、先日会って一緒に飲む予定だったのだが、タイミングが合わずに飲めなかった。その事が気になっていたので、またいつか飲めたら良いなと思っていた。
そんな矢先に、道でばったり会った。
すぐに立ち飲みでビールを飲んだ。
いろんな事を話す中、なんで自分がParisに戻って来て、何をしたいのか、そんな一番シンプルで大事な事を、つきつけられたのだった。
日本にいれば、海もあって、太陽もある。家族もいて、友人もいる。
しかし、自分がここに来たのは、たくさんの人達に会って、いろんな場所に行って、自分を豊かに成長させ、マインドをオープンに開いて、
そして何より、ARTの仕事で成功したいから来ているのだ。
そして何より楽しい事がしたい!!
人生を楽しみたくて来ているのだ。

家にいて、絵を描いてても日本にいるのと変わらないから、Rivoliのアトリエで制作したり、日本人アーティストのやっている店とか行ってみたら?と言われた。
何か自分の中で、もやもやとしていた事を、言われた気がして、心にくるものがあった。
帰り道、なにか悔しかったのだ。と同時に心に燃えるものがあった。

俺は自分の道が行きたい。
自分で自分の人生を切りひらき創って行く。
それが俺のやり方だ。

人の指図は受けない。

気になる場所を見つけた。
秘密基地、アジト、アトリエ。
Art
Fashion
Music
Skate Surf etc…
いろんなものを混ぜて、遊んで楽しみ、そこから何かを作り出す、そこから何かを発信する。なによりそこで自分が楽しむ。
そんな空間を作りたい。
そう思った。

FAAMS.ロゴ.コンセプト.

気がつくと、すぐに一件の場所に電話していた。

俺のキャラ、み~あちゃんがスケボーしてる絵が三十分くらいで出来た。
勢いと、明るい色の楽しい絵だった。

 

Oct 31, 2013

Paris cruise!!

Parisを再訪した。
今回はスケボーを持参した。
限られた荷物の中、選んだのは、日本でいつも乗って遊んでいた、ミニクルーザーだ。
Pennyの足回りに、ウッドのデッキ、色も自分好みに(黒×黄)にカスタムした。
デッキの裏には、スケボーメーカーからもらったステッカーを分解して、再構成して作ったARTがある。
写真 1

こいつでParisをクルーズしてみたい。
そういう楽しみを、やめないでフランスにも持って来た。
この感覚が進化である。
以前は、もっと物事をストイックに考えていた。
こうでなきゃ。
こうしなきゃ。
しかし、楽しむ気持ちがもっとも大事だと、最近は、サーフィンやボディサーフィン、スケボーを通して学んだ。
これは大事にしたい感覚である。
そしてスポーツができる。

パリの友人と合流した。
スケボーを持って。
彼はBMXに乗る。
そこで、一回り散歩した後、生まれ変わったRépublique広場に繰り出した。
ここは広い。
そして道が良い。
気持ちがよい。
しかし俺は、技をやるタイプのスケーターではない。
ただ街をクルーズして、流す事が気持ちがいいのだ。
自宅のSentierの方へと、3区~2区まで坂を下ったりしながら移動した。
見える景色、流れる光の川。
全てが心地よかった。

新しい遊びが、最高の仕事となる。
そんなビジョンも楽しんで行こうと思う。
好きな物は好きで、嫌いな物は嫌い。
シンプルに楽しく、前向きな暮らしを楽しんで行こう。
Parisも自分たちで楽しく作りかえれば良いのだ。

 

 

Oct 31, 2013

Paris 新生活開始

さてCDG空港に到着。
早朝5時すぎで真っ暗である。
大量の荷物、スーツケース4つと。三線の入ったケースをカートで押しながら、タクシー乗り場へと向かう。
重い。

タクシーが待つ出口の前の通路に何やら男達がいて、その中の黒人の大柄な男が声をかけて来た。
なんでもタクシーを個人的にやってるようである。
Paris市内まで行く。というと、67Eで行くという。
ついてこいと言うので地下の駐車場まで行くが、なにやらうさんくさい。
目が平静を装っているが、泳いでいた。
未来は、さかんに戻ってちゃんとタクシーのプレートのついた車に乗ろうと言う。
俺も警戒心が、日本の安全な暮らしの中で緩んでいたようで、なにやら断るのも気が引ける。でもあやしい。
荷物をトランクに積む段階で、やはりちゃんとしたタクシーに乗るというと、フランスでは常識だ知らないのか?と言ってきたが、知らないもんは知らない。
意外と簡単に引き下がったので、上に行って、ちゃんとしたタクシーを発見して乗り込んだ。
これで一安心だ。とにかく疲れている。
Sentierという駅の近くの、Rue Leopold Bellanという通りが今回の住処だ。
郊外を通り抜けて、ようやく到着。
しかし近くの通りでおろされた。

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どでかい荷物をひいて歩くと、マダムが声をかけてきた。
彼女はこのアパートの管理人だ。
そして荷物を持って階段を上ると、なんと、家の扉が開かない。
立て付けが悪くて閉まったままになってしまったようだ。
ドアを蹴る。
押す。
でも空かない。
そこで、近所の人を呼んで来て蹴ってもらったら空いたのだが。
これは問題である。
マダムは、鍵屋を呼んで直してもらうと言う。
午後二時に来るらしい。
今、八時だ。
落ち着かない。
さすがParisである。
建物は古く、不便さも毎度の事だ。
しかし、日本の便利さ、新しさに慣れてしまったら毎回驚かされる。

近所のスーパーNaturaliaに行く。
いろんな物を買い物するが、Bio、オーガニック中心のこの店はあきらかに富裕層向けで高い。しかし忘れていた。
でも、なぜか落ち着くこの空気。やはりオーガニックが良い。

鍵屋到着。
マダムも来て、直るまで待つ。
どうやって直すのか見ていると、木のドアの側面を、ヤスリでガリガリ削っている。
ひたすら削って、設置している面を少なくして直す。
これでいいのか?
しかしその後調子は良い。
料金は150E。
高い。
根本的解決は、この2~3百年経っている建築には手間がかかりすぎるようだ。
もちろん床は傾き、水平ではない。
しかし、やや狭いながらも、こぎれいな物件だ。(パリ基準)
大きな窓から道行く人が見える。
ここから新しい生活が始まるのか。
やっと手に入れた自分の城に、たしかな満足感を感じていた。
しかし、感傷に浸るより、買い物で生活必需品を手に入れに出かけた。
さあ何から新しく始めようか?
自問自答する。
やりたいことをやり、やりたくない事はやめる。
シンプルに、そして力強く、新しい暮らしが始まる。

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Oct 22, 2013

富山からの盟友、名古屋に光を。

富山から仲間が来た。
Parisへの出発間近の忙しい時に。
いきなり来た。

その日名古屋で待ち合わせた。
天国のギターのタカと、富山の越中騒動、パーカッショニストでもある、ユウちゃんのコンビだ。
ユウちゃんは富山でgrungeという古着屋もやっている、濃い男だ。
やばい一日になる予感がしていた。

その日は祭りだった。
栄、大須で祭りがある。
面白い展開だ。
自然と久々の大須へ向かった。

古着屋を巡り、ああだこうだと楽しむ。
やっぱりいいもんだ。
古いもの、良い物。残るもの。
年々本物に目がいく。
ただ、エネルギー的に、誰かのきていた服だから気にはなる。
こないだはミリタリーシャツを海で塩漬けにして、太陽にさらして、自分の物になるようになじませたところだ。

街を歩くとたくさんの人で埋まっていた。
活気があっていい。
大須観音へ行く。
お香の煙を浴びて浄める。
風邪気味で調子はいまいちだった。

ライブの場所を求めて歩く。
ピックが無かったので買いに行った。
ちょっと外している間に、ユウちゃん達が何やら、新しい人達と話している。タカがモロッコで買って、ユウちゃんにプレゼントし打楽器ダラブッカが繋いだ縁らしい。
ユウちゃんが叩いていると人が集まって来たようだ。

音楽は急に始まる。
ベリーダンスをやっている方達が踊り、ダラブッカが鳴り響く。
三線でエキゾチックな音を奏で、ギターと伴奏する。
面白い流れだ。
さんざん楽しんで解散した。

次に選んだ場所は、大須から栄へと続く道で、歩道と歩道の間の狭間にある、高架下のスペースだった。
この場所を通る人達は急いでいる人達が多い。
信号が変わる前に歩道から、歩道へと歩いて渡る為だ。

ここからは日本の景色が、日本人の意識がよく見える。
消費に忙しく、メディアにつかりきり、疲れきった顔で忙しく歩く。
自分で善し悪しを判断できないため、人の評価、世間の評価で動く。
踊らされている事にも気づかない、踊れない心の余裕の無さ。
こりゃまずい。

Red Bull Girlからの差し入れで、エネルギーチャージ。
こりゃ効くわ。
テンションが上がりだす。
なにやろか?

人が進む道は一直線に川のようになっていて、集団意識で人は群れをなしているかのようだ。
最初は、その脇で、その流れに向かって演奏してみた。
いまいちだ。
自分たちの意識が。
そこで、流れの中に入り、流れを遮ってみた。
流れが割れる。
川の中に大きな石があれば、流れが割れるかのように。
何かが変わる。
ウイスキーの瓶をのんで景気をつける。
これは面白い。
意識の変化が起こる。
既成のやり方を捨てて、楽しみだしたからだ。
新しい。

一台の自転車が止まる。
B-Boyな彼は、DOBINSKI、目が生きていた。
神戸から来ている。
面白い。
すぐにラップを要求した。
すぐに彼は答えた。
名古屋への手みやげに作った曲だそうだ。
彼の出したエネルギーに答え、音が響きだす。
熱いうねりが動き出す。
その場に新しい磁場が産まれる。
いろいろと語り合いその後の合流を誓い解散。

次に来たのはマダガスカルからの刺客マイケル。
大自然を感じさせる男だ。
彼もメッセージをリズムに乗せる。
心オナジ。
世界は一つ。
宗教、国、民族、人種何も関係ない。
皆一つ。
ONE LOVE。

日本人の余裕をなくした心に響く。
彼からのカンパは千円。
俺達もテンションが上がる。

俺もどんどん自分を狭い檻の中から解放していく。
夢中で演奏する。
パーカッションを叩く。
音楽をやる喜びが体に、心に染みていく。
無表情が、笑いにかわり、無理解が愛に変わる。

続いて、アメリカのカリフォルニア、ウェールズなどからのECC講師達。
皆で歌って、踊って、会話して、楽しんだ。
ギターを弾いて、三線を弾いて。
楽器は皆で遊び、祭りをするためのものだ。
人目を気にして、縮こまり、はみ出す物を許さない、狭い日本の社会に、いい加減うんざりしきっていた俺には、良いリハビリとなった。
人間らしさを取り戻す為に。

最後に吉野家で皆で飯を食って解散。
終電は過ぎ去っていた。

その後、ユウちゃんの富山の後輩、見た目と中身のギャップが著しいシンジの車で、前述のゲストハウスまで向かう。
しかし良いやつだった。(帰りに送ってもらった。)

久々のゲストハウス、旅人が集まる場所で懐かしい気分になる。

山本太郎が名古屋の店に来てるとの事で、皆で向かう。

いなかった。

クラブが無料で入る。

空気が悪くて雨の中散歩へ行く。

タカと日本を、名古屋を噛み締めて歩く。
やはり健康第一だ。
俺には、自然の音と、太陽が最高だ。

いよいよフランスへ長期で再出発だ。
いろんな事も気になるが、進むしか無い。
迷わず進むしか無い。
行けばわかる。
ぼやけた光だが、はっきりと見えている次の道。
Parisで光を浴びて、チャンスをつかむ。
世界を愛で、平和で満たす。
日本で学び直した事。
自然との深い関わり。
見えた道。
再出発。
今一度チャンスと光を我に!!

 

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